新築注文住宅で失敗しないために!家づくりの後悔と考えるポイント

新築注文住宅はゼロからお家を作り上げていくため決めることも多く大変ですが、暮らしやすい理想的な間取りのお家を建てることができます。
ただ、自由度が高すぎるため住み始めてから失敗したと気づくケースも少なくありません。

お家は一生に一度の大きなお買い物であるため、失敗したくないと考えられるのは当然のことだと思います。
そこで今回は、失敗しないために新築注文住宅を建てる上で考えておきたいポイントをご紹介します。

 

注文住宅とは?

注文住宅とは、間取りや設備、仕様を自分で決めて建てる一戸建て住宅のことです。
持っている土地または建築する前に土地を購入してから建てることが一般的で、理想的なデザインや形、大きさ、色などを住宅に反映できる魅力があります。
注文住宅には主に3種類あり、間取り、設備、デザインなど全て自由に設計できる「フルオーダー住宅」、基本的に自由に設計できるものの一部選択肢の中から選ぶ「セミオーダー住宅」、間取り、設備、デザインなどは基本的に決められた規格の中から組み合わせて決める「規格住宅」です。

関連記事:規格住宅(商品化住宅)とは?注文住宅・建売住宅との違いやメリット・デメリット

注文住宅

新築注文住宅で失敗と感じてしまうこと

暮らしやすい新築注文住宅を建てるためには、失敗例を学ぶことが近道です。
考えておきたいポイントをご紹介する前に、新築注文住宅を建てた後で失敗だと感じてしまったポイントについてご紹介します。

日当たり

日照権想像していたよりも日当たりが悪く部屋の中が暗かった、逆に日当たりが良すぎてお部屋が暑くなるということが失敗例として多く挙げられます。
時間帯や季節、住宅の向き、近隣の建物の高さなどによって日当たりは大きく変わってきますので、ご自宅の設計の段階では、窓の大きさや位置や数、軒(のき)や庇(ひさし)を大きめにするなどはよく検討しておきたいところです。
日当たりは、精神的な影響だけでなく住み心地やご家族の健康、光熱費などにも大きく関わってくるため、非常に重要になります。

関連記事:日当たりの悪い家は後悔してしまう?その理由を解説します! 

 

コンセントやスイッチの位置

コンセントやスイッチの位置は、実際に生活し始めてからその不便さが明らかになることが多い場所です。
ドアの裏側にあるスイッチは押しづらく、家具で隠れてしまうコンセントはストレスを感じてしまいます。
そのため、間取りや家具の配置からコンセントやスイッチの位置はよく考えておく必要があります。
お部屋の隅にコンセント取り付けたため使いたい位置にコードが届かなかったり、コンセントの高さが合わず使いにくかったりといったことにも注意が必要です。
またキッチンは調理家電を多く使う場所で、コンセントの数が足りない、位置が使いづらいと感じる方が非常に多い場所です。
どの場所でどの家電を使うのかをイメージして、使う際にコンセントは使いやすい位置にあるか、コードは邪魔にならないかなど具体的に考えることが大切になってきます。

関連記事:新築の家で考えておきたいこととは?コンセントの位置の注意点について!

 

間取りと動線

洗面室やトイレ、食事、外出、入浴、就寝のように生活上の動きを線で表したものを生活動線といい、洗濯や掃除などの家事に関わる移動の経路を線で表したもの家事動線といいます。
これらの動線を考慮せずに間取りを作ってしまうと、生活のしにくい不便なものになってしまいます。
特に日常的に使うトイレなどへの生活動線は最優先に考えた方が良いでしょう。
日常的に使う場所が、奥まった場所や階段を上り下りしなければ行けない場所だとストレスを感じてしまうかもしれません。
そうならないために、普段のご家族のライフスタイルを考えた動線をイメージしながら、シンプルな動線となるように間取りを考えることが重要になります。

関連記事:生活動線を考慮しないとどうなる?考え方を解説します!

 

新築注文住宅を建てる上で考えたいポイント

ここからは、新築注文住宅を建てる上で考えておきたいポイントをご紹介します。

健康

新築注文住宅を建てる上で一番重要な要素は健康です。
住環境は健康に密接にかかわってきます。
病気にならないため快適な空間で生活するために、自然素材を使ったり換気システムできれいな空気に整えたり、また断熱性・気密性を上げて夏涼しく冬暖かい快適性を備えたりといったことがこれからの住宅には必要になります。
また人の健康を維持するために、住宅の健康も重要です。
結露やカビは住宅の寿命を短くし、メンテナンスや大規模な補修も必要になってしまいます。
長い間住み続けるために、人も住宅も健康が重要になります。

関連記事:良好な温熱環境による健康生活 ~適切な温度で健康住宅に~ 

 

家の向きや位置

家の向きや位置は建てた後には変更できない要素ですので、よく検討しておきたいポイントです。
道路に対して玄関が近すぎたり、リビングに陽の光が入りにくかったりするような家は快適とは言えません。
周囲の景観や防犯、暮らしやすさなど、さまざまな点から考えるようにしましょう。

関連記事:住みやすい家の特徴とは? 動線を考慮した間取りと押さえたいポイント

 

プライバシー

近年では、デザイン性を重視して開放的な住宅にされる方が増えています。
もちろん、長く住む家はデザインも重要ですが、安心安全に暮らしていくためには最低限のプライバシーを確保しておく必要があります。
子供部屋やトイレ、浴室といった水回りの位置を決める際には、外から中の様子がどの程度見えるのかという点を意識するようにしましょう。

関連記事:外から見えない間取りとは?プライバシーに配慮した家づくり

 

ライフスタイルの変化で変えられる間取り

将来のことをイメージして計画した注文住宅でも、予定通りにいかない場合も多いものです。
そのため、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる間取りにしておくと便利です。
お子さんが大きくなって子ども部屋を2つに分けたい場合や、ケガや病気などで車椅子生活を余儀なくされた場合など、ライフスタイルの変化である程度変えられる間取りにしておくことで対応ができます。

関連記事:長く快適に暮らすために、老後を考えた間取り

 

広々とした敷地の場合は気になりませんが、住宅密集地では音に関して気になるポイントが多くあります。
お家が交通量の多い道路や線路、空港の近くにある場合はもちろんですが、お隣の室外機や給湯器の音、階段の上り下り、ペットの鳴き声、水回りの音など、音に関する問題は建てる前に気づきにくく、また建てた後では対策しにくい問題です。
音は横だけでなく縦にも響くため、寝室や子供部屋、テレワークやオンライン授業など音を伝えたくない部屋には十分に注意が必要になります。

関連記事:防音室のある家を建てるには?作る際のポイントと注意点

デザイナーズハウス

 

まとめ

今回は、注文住宅を建てる上で考えておきたいポイントをご紹介しました。
注文住宅で失敗しないためには、後で変更しづらいポイントを重点的に考えていくことをおすすめします。
注文住宅は自由に間取りを選べるからこそ、大変で難しいものです。
暮らしやすい理想の住宅を造る際の参考になれば幸いです。

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大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は75%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は67%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%