注文住宅は自分自身でいろいろなことを決めていくことが可能です。
ただ、その分予算についてよく考えておかなければ、予算オーバーとなり、後々大変なことになってしまいます。
そこで今回は、家づくりで予算オーバーしてしまう原因をご紹介します。
予算オーバーの原因
予算オーバーの原因としてよく挙げられる項目がいくつかあります。
1つ目は床面積です。
「家を建てるなら広い家にしたい」といった要望をお持ちの方は多くいらっしゃいます。
ただ、広い家にすればするほど、材料費や施工費用は高額になってしまいます。
家は広ければ良いというわけではなく、むしろ良く考えてコンパクトな家にすることで、便利になることも少なくありません。
家族それぞれの生活動線や家事動線を考慮した間取りを考え、広すぎない家を検討することを心がけましょう。
2つ目は土地選びです。
一般的に条件の良い土地は高額になる傾向にあります。
土地選びはもちろん重要ですが、住宅の費用のこともよく考えて選ぶ必要があります。
ある程度譲れる条件は妥協するようにして、予算内の土地を選ぶようにしましょう。
3つ目は住宅設備のグレードアップです。
理想の住宅を実現しようとするあまり、あれもこれもと設備を導入される方がいらっしゃいます。
良く考えて導入しないと、実際に暮らし始めた時に、費用を掛けたのにほとんど使わないということになりかねません。
実際の暮らしをよくイメージして、設備選びをしていきましょう。
予算をオーバーしないために考えておきたいこと
次に、予算オーバーしないようにするために注意すべき点についてご紹介します。
1つ目は家の形状をシンプルにすることです。
家の形状は複雑になればなるほど、作業が難しくなるため人件費や材料費がかかります。
一方で、シンプルなデザインにすれば、コストを抑えられる可能性は高くなります。
2つ目は水回りをまとめておくことです。
水回りをそれぞれ離れた場所に作ると、給排水設備の配管工事が複雑になり、費用が高額になります。
水回りをまとめておけば、費用が抑えられるだけでなく使いやすくなるためおすすめです。
まとめ
今回は、家づくりで予算オーバーしてしまう原因についてご紹介しました。
注文住宅では家の設備をまとめたり、シンプルにしたりすることで費用を抑えることが可能です。
また、契約後の変更は、材料の再発注や工事のやり直しなどで費用がかかることもあります。
自分のこだわりは叶えたうえで、節約できそうな部分を選択し満足のいく家づくりを実現しましょう。