「住宅ローンはいくらぐらい借りると良いのだろうか」
このような悩みをお持ちの方は少なくありません。
借入額が多ければ多いほど、設備の整った豪華な家を建てることができますが、借りすぎるとその後の生活が大変になってしまいます。
今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、世帯年収で考える住宅ローンの目安について解説します。
世帯年収から考えた住宅ローンの目安
住宅金融支援機構の調査で、新築住宅を購入する人は世帯年収の約7倍のローンを借り入れているということがわかりました。
そのため、個々の事情を排除した、平均的な住宅ローンの借入額としては世帯年収の7倍という数値が目安になってきます。
ただ、すべての人が世帯年収の7倍のローンを借りれば良いというわけではありません。
例えば、転職や入院などで収入が今よりも少なくなる可能性があります。
また、家族が事故や病気に遭ったり、子どもが生まれたりすれば大きな出費も生まれます。
このように、将来の予期せぬ事態にも備えてゆとりある住宅ローンを組まなければなりません。
そのため、まず世帯年収の7倍という金額を目安にし、予想外の事態が起こっても対応できるゆとりがあるかどうかよく検討することが重要なポイントになります。
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住宅ローンを借りる際の注意点について
住宅ローンを借りる際に注意しなければならない点はいくつかありますが、その1つとして挙げられるのが住宅ローンの金利タイプです。
住宅ローンの金利タイプには、全期間固定金利、選択型の固定金利、変動金利の大きく分けて3つの種類があります。
全期間固定金利
全期間固定金利は、ローンが完済するまで金利が一定のタイプを指します。
将来金利が変動しても、全期間固定金利であれば最初に契約した時から金利は変わりません。
よって、将来的な資金計画が立てやすくなるというメリットがあります。
選択型固定金利
選択型の固定金利は、契約から3年・5年・10年といった一定期間後に、金利のタイプを選択し直すことができるタイプです。
途中で考え方が変わった際に対応できるのが魅力です。
変動金利
変動金利は、一般的には半年ごとに金利が見直されるタイプのものを指します。
金利が低い場合は返済額が少なくて済みますが、金利が上がると返済額が高くなり、返済が難しくなることもあります。
自分にとってどのタイプの金利があっているのかは、慎重に決めるように心がけておきましょう。
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まとめ
今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、世帯年収で考える住宅ローンの目安について解説しました。
適切な住宅ローンの借入額は人によって変わってきます。
大栄建設では、住宅に関するご相談を受け付けております。
資金計画の専門の担当者もおりますので、お気軽にお問い合わせください。