健康に暮らすために!住宅に漆喰を取り入れるメリット・デメリット

家づくりで使用される住宅用建材には、化学物質が含まれている可能性があることをご存知でしょうか?
薬品由来の目に見えない化学物質は少しずつご家族の身体に蓄積されていき、アレルギーやアトピー、シックハウス症候群などを引き起こす原因となるため、ご家族の健康を考えて自然素材を使用した住宅の人気が高まっています。
化学物質の含まれていない安全性の高い自然素材である漆喰は、小さなお子様がいるご家庭でも安心安全で、大人にとっても快適で心地よい空間を作り出します。
そこで今回は、壁材としての漆喰にはどういった効果があるのか、またそのメリットとデメリットをご紹介いたします。

 

漆喰(しっくい)とは?

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とする、自然素材の塗り壁材です。
消石灰はサンゴを原料とする石灰石を焼いて水を加えたもので、その消石灰に糊やスサを混ぜて水で練り、なめらかな質感をつくり出したものが漆喰となります。
漆喰は他の成分を加えることなく壁にくっつき、一般的に仕上がりがつるりとしているため、洋風・和風どちらの雰囲気のお部屋にも合うオリジナルなデザインに仕上げられる魅力があり、
左官職人がコテで塗っていくので、手づくりの風合いがそこにしかない味わいのある空間をつくりだします。
加えて、調湿性や防カビ性、耐久性、有害物質吸着分解、脱臭効果、耐火効果などさまざまな良い面があり、ビニールクロスよりも塗り壁で本物志向の自然素材インテリアにしたいという方に選ばれています。

関連記事:自然素材の家で健康を考えた理想的な暮らしを

珪藻土(けいそうど)とは?

漆喰と似た素材に珪藻土があります。
珪藻土は、藻の一種である珪藻の遺骸が主原料で、海底で植物性プランクトンである珪藻の殻が化石になって積み重なり固くなった土が珪藻土です。
その主成分は二酸化珪素で、ガラスと同じものです。
珪藻土はざらざらとした質感で、和風のお部屋によく合うと言われていますが、漆喰と比較して調湿効果は珪藻土の方が優れていますが、そのままでは壁にくっつかないためつなぎが必要となります。
火に強い土として、七輪や耐火レンガとしても利用され、食べることもできる自然素材です。

漆喰を塗る女性

漆喰(しっくい)のメリット

そんな自然素材の漆喰ですが、さまざまなメリットがあります。

時間経過で劣化しにくい

室内の壁に多く使用されているビニールクロスは、10年ほど経つと黄ばんできたり、剝がれてきたりするため、交換が必要になります。
しかし日本のお城にも使用されている漆喰は、耐久年数が100年を超えると言われており、しっかりとメンテナンスを行えばきれいな状態を長い期間保つことが可能で、剥がれなどの心配をする必要がほとんどありません。

 

色々なテイストのお家に合う

和風のお家に使われているイメージがある漆喰は、真っ白でフラットな壁をイメージする人が多いかもしれません。
しかし現在では、表面の仕上げ方や色合いなどそれぞれのオリジナルなデザインに仕上げられる魅力があり、
洋風のお家にもピッタリと合うデザインのものもあります。

 

調湿性能に優れている

漆喰壁は、たくさんの小さな穴が空いている多孔質素材であるため、吸湿性・放湿性に優れています。
湿度が高い状態では水分を吸収し、湿度が低い状態では水分を放出するといった調湿性能を有しており、呼吸する壁などと言われたりもします。
夏のジメジメした湿気や冬の乾燥など、
年間を通じて室内の湿度を調整し快適に過ごせる空間を作り出します。

 

耐火性に優れている

漆喰は、建築基準法で不燃材料に認定されるほど耐火性に優れています。
古くは、月の光が反射する白壁で防犯対策、燃えない素材のため防火対策に使われてきたと言われています。
一般的な壁材として使用されているビニールクロスは、化学物質で作られているため耐火性が低く、火災が発生してしまった場合有毒ガスが発生する可能性がありますが、漆喰は自然素材であるため、万が一火災が発生しても化学素材を使用した建材のように燃えて有害なガスが発生することはなく、全体に燃え広がることを防いでくれます。

 

抗菌性、抗ウイルス性に優れている

漆喰は強アルカリ性のため、漆喰を塗った壁は細菌やカビが発生しにくくなる抗菌作用に優れています。
また、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドやエンベローブウイルスと呼ばれるインフルエンザウイルスなどを吸着、分解する性質があり、カビやダニよる空気汚染やウィルスの繁殖を抑制し不活性化してくれます。

関連記事:カビが生えない家を作るためには?カビを防いで健康に過ごそう! 

 

漆喰(しっくい)のデメリット

たくさんのメリットがある漆喰ですが、以下のようなデメリットもあります。

施工に手間とお金がかかる

漆喰を塗る際には「養生」→「下塗り」→「仕上げ塗り」という手順で進めるのが一般的です。
接着剤で貼るだけのビニールクロスと比較すると、作業工程が多いため手間がかかり、また職人による左官技術も必要となります。
工期もビニールクロスを貼るよりも当然長くかかるため、材料費だけでなく施工費も高くなります。

 

ひび割れが起きる可能性がある

外壁に漆喰を使用する場合、施工箇所の下地の状態や施工する時の季節や天候など環境の影響を強く受けるため、ひび割れが生じてしまう可能性があります。
また、地震などで建物自体が揺れた場合にもひび割れが生じてしまう可能性があります。
ただし、正しい手順で施工することによって、ひび割れ発生のリスクは最小限に抑えることができ、またひび割れが発生したとしても、薄く上塗りをしてひび割れ処理することが可能です。

 

まとめ

漆喰壁今回は、漆喰壁を取り入れるメリット・デメリットをご紹介いたしました。
漆喰はさまざまなメリットがある優れた塗壁材で、漆喰が持つ高い機能性から様々な建物に使用されてきました。

漆喰のメリットとデメリットを知っていただいた上で、住宅に取り入れていただければと思います。
優れた機能性とオリジナルなデザイン性に仕上げられる魅力が少しでもお伝えできていれば幸いです。

お気軽にご相談ください

横浜市で新築注文住宅を建てる大栄建設株式会社

 0120-81-6636 
営業時間 8:30~17:30
定休日 水曜、祝日、夏季、年末年始
横浜市で新築注文住宅を建てる大栄建設はZEHビルダー

大栄建設は ZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%