「注文住宅を建てた後に後悔したくない」
「一生に一度のマイホームで失敗したくない」
このような思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は注文住宅を建てた時にやってよかったこと、建てた後に後悔しないようにするためのコツについてご紹介します。
やってよかったことについて
まずは、注文住宅を建てる際、やってよかったことの参考例をご紹介します。
1つ目は土地にゆとりを持たせて建物を建てることです。
敷地いっぱいに住宅を建てる方も多くいらっしゃいますが、例えば後から増築等が必要となった時に対応することができません。
また、庭が狭いと圧迫感も生まれますので、注意が必要です。
2つ目は担当者の意見も取り入れてみることです。
担当者は注文住宅のプロですので、その意見には耳を傾けてみましょう。
その上で、これだけは譲れないというこだわりがある部分以外については、その意見について検討してみましょう。
ただし、全面的に意見を取り入れてしまうと、予算オーバーということにもなりかねませんので、注意が必要です。
3つ目は家の安全性や防犯性を高めるものを取り入れることです。
安全性や防犯性が高ければ、安心して住むことができます。
予算の関係上、希望するものを全て取り入れることは難しいかもしれませんが、優先順位の高いものを取り入れるだけでも、その後の生活のしやすさが異なってくるでしょう。
後悔を防ぐコツについて
ここからは、注文住宅を建てた後に後悔しないようにするためのコツについてご紹介します。
打ち合わせ時間を十分にとる
間取りやキッチン・浴室などの設備の仕様、クロスや照明器具の品番など、決めなければならないことがたくさんあるのが家づくり。
希望に添ったプランを完成させるには、やはりある程度の時間がかかります。
間取りは後で変更することが難しいので、念入りに検討する必要があります。
引っ越しの目標時期を定めたら、十分な打ち合わせ時間を確保できるように、打ち合わせ開始時期を決めましょう。
地元ハウスメーカーや工務店に依頼する
地元のハウスメーカーや工務店であれば、打ち合わせのスケジュールも立てやすくなり、打ち合わせに十分な時間を取ることが可能になります。
また、地域の特徴や気候について熟知していることも強みの1つです。
より細かい部分にまでこだわって家を建てたいという方は、地元のハウスメーカーや工務店も選択肢の一つに加えて検討してみて下さい。
モデルハウスなどで実物を見る
モデルハウスや完成見学会、構造見学会は、後悔や失敗を防ぐのに効果的です。
例えば、間取り図や写真だけでは伝えることが難しい感覚を、実物を目の前にすることで担当者に伝えることもできますし、自分たちも説明を聞いていただけでは分からなかったことが、実物を見ることで理解が深まるきっかけにもなります。
現場見学会は、より多くのことを発見するために、同じ間取りを複数回見に行くこともおすすめです。
まとめ
今回は注文住宅を建てた時にやってよかったこと、建てた後に後悔しないようにするためのコツについてご紹介しました。
家づくりは難しいことが多いものですが、失敗したからと言って気軽に建て直すことはできません。
先例に倣って、ご自身が納得できる家づくりを進めていただければと思います。