完成見学会とは?参加するメリットと見るべきポイント

住宅の見学会には主に2種類あります。
完成した建物を見る「完成見学会」と、建築途中の構造を見る「構造見学会」です。

完成見学会とは、新築で建て終わったばかりの住宅を、お客様にお引き渡しをする前に確認することができる見学会のことです。
モデルハウスや住宅展示場との違いは、実際にこれからお客様が住むお家を見学できるという点です。
モデルハウスや住宅展示場は、同じ敷地内に複数の住宅メーカーや工務店のお家が建っており、各企業が魅力をアピールできるようなお家が建っています。
そのため、理想のお家があったとしても、実際に暮らすお家とイメージが違ってしまうことがあります。
しかし完成見学会は、これから住み始めるお客様がいるお家を見学するため、よりリアルにお家の内装や間取り、動線などを見学し、具体的に実際に暮らすお家をイメージすることができます。
今回は、この完成見学会に参加するメリットやチェックするべきポイントについてご紹介します。

関連記事:構造見学会とは?参加するメリットと見るべきポイント 

完成見学会

完成見学会に参加するメリット

完成見学会はマイホームを建てようと考えている方にとって、普段知ることができない情報であったり、見ることができない部分を確認出来たりと、非常にメリットの多い見学会です。
では具体的にどういった部分がメリットとなるのかご紹介いたします。

暮らしのイメージがしやすい

モデルハウスや住宅展示場は、建ててから時間が経っていることが多くまた人の出入りも多いため、新築住宅のイメージがしづらいといった難点があります。
また、良さをアピールするため、敷地や建築面積が広かったり豪華な内装が施されていたりといったことが多く、実際の暮らしのイメージと乖離してしまうといったことが起こります。
完成見学会は、建て終わったばかりの新築住宅を見学することができるため、実際に暮らすイメージがしやすいメリットがあります。
注文住宅であれば、お施主様ご家族お一人おひとりのこだわりを形にしたお住まいなので、動線や素材、間取り、収納などさまざまなご自分のお家づくりのヒントとなるアイデアを得ることができます。

 

実際の住宅の性能が確認できる

今の時代、住宅において高耐震・高耐久は当たり前の性能です。
地震の多い日本では、高耐震・高耐久でなければ安心・安全に暮らすことはできません。
しかし、プランの自由度やデザイン、建築費用を理由に、耐震性、耐久性にこだわらない、もしくは話すらしない住宅会社も存在しています。
また高気密・高断熱という言葉がよく聞かれますが、国に厳密な基準がないため一般の方にはわかりにくいものになっています。
完成見学会では、耐震等級はいくつなのか、断熱性の指標であるUA値、気密性の指標であるC値がどのくらいなのかを実際に完成した住宅で体感しながら確認することができます。

関連記事:高気密と高断熱を表す数値とは?知っておきたい基礎ポイント

完成見学会2

見るべきポイント、聞くべきポイント

一生に一度のお買いものであるお家は、絶対に失敗はしたくないものです。
失敗しないためには、住宅の性能、素材、間取り、予算などいろいろな目安を知る必要があります。
ここでは、完成見学会で見るべきポイントや聞くべきポイントについてご紹介します。

質問事項や疑問点を事前にまとめておく

ご家族でどんなマイホームを建てたいのか、どういった暮らしをしていきたいのかをあらかじめ簡単にまとめておくと、完成見学会でご自分たちの理想の家づくりと違う部分が見えてきます。
ご自分たちの要望との違いに対しての、住宅会社の対応を知ることは大切なことです。
家づくりのこだわりすべてに対応できるかどうかはわからないため、事前に質問事項をまとめておき、住宅会社に確認するようにしましょう。

 

完成見学会の現場情報を確認する

完成見学会が開かれている建物の大きさ土地の広さ、お施主様の家族構成などを確認しましょう。
実際の住宅とご自分たちが予定している建物や土地の大きさを比較することで、実際に建てた際のイメージを重ね合わせやすくなります。
実際に建てたお施主様の家族構成を確認することで、部屋数や間取りもイメージしながら見学することができます。
また、生活動線や収納スペースを確認することも重要です。
実際に暮らすイメージをしながら、移動のしやすさや収納する場所と大きさを考えましょう。

 

住宅の性能を確認する

完成見学会が開催されている建物の「耐震等級」、「UA値」、「C値」を聞いてみましょう。
耐震等級は、建物の地震への強さを示す指標の1つで、耐震等級3を標準仕様にしている住宅会社を選ぶことが望ましいです。
また、UA値は熱がどれくらいお家の外に逃げやすいのか、C値はお家にすき間がどれくらいあるのかを示した指標で、大栄建設ではUA値0.46以下C値0.5以下を基準としています。
2021年4月よりUA値は説明義務が課せられましたが、C値は国による厳密な基準がなく確認もされないため、計測していない住宅会社も存在しています。
これからの住宅のスタンダードは高気密・高断熱住宅のため、その住宅会社の耐震性、気密性、断熱性への取り組みをしっかりと確認しましょう。

 

仕事の丁寧さを確認する

完成見学会では、内装の仕上げや階段まわり、部材の接合部など細かい部分が丁寧に処理されているのかを確認することはとても大切です。
あまり目につかない部分まで丁寧に処理されていれば、その会社は施工能力が高いということがわかります。
仕事の丁寧さと施工能力の高さは、住宅会社を選ぶ際の重要なポイントになります。

完成見学会3

まとめ

住宅を建てる際は、どうしてもデザインや仕様、間取りなどに目がいってしまい評価が偏ってしまいがちです。
それらももちろん重要ですが、実際に住んでからの暮しやすさや、永く安心・安全に住めるかどうかも重要になりますので、是非完成見学会に足を運んで確認してみてはいかがでしょうか?

完成見学会は、そこに実際に住まわれるお施主様のご厚意によって開催されます。
建てたばかりのお住まいにキズや汚れをつけてしまうことがないように、見学マナーは必ず守りましょう。

 

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大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%