リビング階段はおしゃれなイメージを持たれている方が多いと思います。
もちろんメリットもたくさんあるのですが、作るうえで気を付けておきたいことがいくつかあります。
そこで今回は、リビング階段のメリットとデメリットについて解説します。
リビング階段のメリット
リビング階段を作るメリットはいくつかあります。
1つ目はリビングに開放感がでることです。
階段をリビングの中に取り込むことによって、視覚的に広く見せる効果が期待できます。
特にリビングが小さめの場合は効果的です。
さらに、リビング階段は吹き抜けとの相性が良いため、リビング階段を作ったうえで吹き抜けにすることで、より視覚的に広い空間を実現できます。
2つ目は家族のコミュニケーションの増加が期待できることです。
リビング階段を作った場合、当然のことながら上に行くためにリビングを経由することになります。
子ども部屋が2階にある場合であっても必ずリビングを通ることになるため、声をかけやすいというメリットがあります。
3つ目はスペースを有効活用できることです。
階段下の空間にテレビボードを設置したり収納を作ったりすることで空間を有効活用できます。
また、階段のデザインに工夫を凝らせばよりおしゃれなリビングになることでしょう。
リビング階段には上記のようなメリットがある一方で、デメリットも存在します。
リビングに階段をつくるデメリットと対策
では、リビング階段にはどういったデメリットがあるのでしょうか?
ここからはリビング階段のデメリットとその対策について解説します。
1つ目はニオイや音が伝わりやすくなることです。
開放感がある分、どうしてもニオイや音が伝わりやすくなってしまいます。
この対策としては、キッチンとリビング階段の位置をなるべく離し、換気できる環境を整えておくことが重要になります。
さらに、各部屋に防音性の高い素材を使用するなど、しっかりと対策をしましょう。
2つ目は空調が効きづらくなることです。
リビング内で1階と2階が繋がるため、その分空気を暖めたり冷やしたりするのに時間がかかってしまいます。
この対策としては家の断熱対策をしっかりしておく、階段上にシーリングファンを取り付けるといったことが挙げられます。
まとめ
リビング階段にはメリット・デメリットありますが、快適に暮らすためにはデザイン性だけでなく、防音・防臭・空調・プライバシーの確保など対策をしっかりとし、家族の住みやすさも考えることが大切です。
少しでもリビング階段について調べられている方の参考になれば幸いです。