家の広さが限られる中で、子ども部屋をどれくらいの広さにするか悩まれる方も多いのではないでしょうか?
将来のことを考えて広めの部屋にし、子どもの成長とともに部屋を区切って使用することを検討されている方もいると思います。
今回は子ども部屋の広さや失敗しないためのポイントをご紹介します。
子ども部屋の広さについて
まずは一般的な子ども部屋の広さについて見ていきましょう。
東京ガス都市生活研究所の「家で子供が過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識~」によると、戸建てにおける子ども部屋の広さについて5畳くらいと解答した人が13.7%、6畳くらいが60.7%でした。
同じように集合住宅の子ども部屋の広さは5畳くらいが26.7%、6畳くらいが50.7%でした。
戸建て、集合住宅ともに、5~6畳くらいが全体の3/4を占め、戸建て住宅の方が集合住宅よりも子ども部屋の広さは広めですが、平均的には5~6畳ほどだと言えます。
一方で4畳以下という回答もあり、狭くても使い方によって子ども部屋としては機能するということが分かります。
関連記事:家づくりをされる方に向けて子ども部屋に必要なものをご説明します!
子ども部屋で失敗しないために
子ども部屋を考える際に、広さや部屋数、間取り、家具など考えなければならないことも多く、悩まれると思います。
そこで子ども部屋で失敗しないための考え方をご紹介します。
子供の成長に合わせた柔軟な部屋
広い子ども部屋を作り、成長に合わせて調整できるような柔軟な間取りにすることが理想的です。
例えば子どもが2人いるご家庭で10畳の子ども部屋を1つ作り、将来的に仕切ることで5畳の部屋が2つできます。
仕切る方法は、壁を作るリフォームを行ったり、前もって間仕切りの建具を付けておいたりといった方法があります。
完全に別の部屋として仕切る必要がないのであれば、本棚などの家具で空間を分ける、カーテンを付けるといった方法もあります。
間仕切りを作る際の注意点としては、窓やコンセントを部屋を分けた際の両方の部屋で使いやすい位置に設置しておくことです。
エアコンやテレビなども両方の部屋に必要となるため、設置場所を両方で考えておくことも必要です。
特に部屋を完全に間仕切りで分けるに場合には、窓がなかったりエアコンが設置できなかったりすると、部屋を快適に使うことができません。
平等な広さ
部屋の広さに差があるとケンカになってしまうことがあるため、平等な広さになるように意識される方や、対称となるように作られる方も多くいらっしゃいます。
まったく同じ広さにすることが難しい場合でも、不公平感がでないように配慮することが大切です。
ライフスタイルを考える
子ども部屋はご家族のライフスタイルによっても必要な広さが変わってきます。
例えば勉強を子ども部屋ではなくリビングでするご家庭であれば、勉強机は必要ないかもしれません。
また収納スペースを共有部分に作っておけば、部屋自体の広さは少なくてすむことも多いでしょう。
子ども部屋に何を置き、何をするのかを考えることが失敗しないために必要になります。
関連記事:家づくりをお考えの方必見!子育てのしやすい部屋作りについて!
まとめ
家の広さの関係で子ども部屋にスペースをとれないというケースもあり、また不要とするご家庭も20%ほどあります。
子ども部屋を必要とする期間は案外短く、子どもが独立した後にその部屋をどう使うのかといったことも考えておく必要もあります。
部屋が狭くても狭いなりのメリットもあるため、それぞれのご家庭のライフスタイルを考えた間取りにして頂ければと思います。
大栄建設は ZEH※の普及に努めています!
ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。
ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。
大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は新築75%・既存75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築50%・既存0%