家づくりに和室は必要?取り入れるメリット・デメリットと和室選びのポイント

和室は日本古来の文化ですが、近年では生活スタイルの欧米化に伴い和室のない間取りも多くなりました。
さまざまな用途で使用できる和室ですが、どう利用していいか分からず取り入れるべきか悩まれる方が増えているようです。
そんな中、リビングや洋室の一角に和室を用いるなど、心地の良い癒しの空間である和室の良さを生かした家づくりも行われています。
現代のライフスタイルに合った家づくりを行うために、
和室のメリットやデメリット、自分にあった和室選びのポイントについてご紹介します。

和室

和室とは?

和室とは、畳を敷き詰めた伝統的な日本家屋特有のお部屋のことで、和室の形式は鎌倉時代~室町時代にかけてつくられたと言われています。
和室空間は、太陽の光を柔らかく取り入れる「障子(しょうじ)」や「襖(ふすま)」で囲まれ、壁面にある一段高くなっている「床の間(とこのま)」、柱と柱を水平につなぐ化粧材「長押(なげし)」、障子や襖をはめ込むための「鴨居(かもい)・敷居(しきい)」、鴨居の上部にある通風や採光のための「欄間(らんま)」などさまざまな要素によって構成されています。
取り入れるスタイルによって「真・行・草(しん・ぎょう・そう)」の3種類に分けられ、真は書院造で格調高く、草は数寄屋(茶室)の様式で崩した感じとなっており、行は真と草の中間といったスタイルになっています。

さまざまな用途に利用できる多目的空間で、夏は涼しく冬は暖かい、座ったり寝転んだりできるといった特性のあるお部屋です。

伝統的な和室

和室のメリット

日本の伝統的なお部屋である和室ですが、実にさまざまなメリットがあります。

リラックス効果がある

畳に使用されている「い草」の香りにはフィトンチッドという成分が含まれており、リラックス効果や空気浄化作用、消臭効果があります。
ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着し空気をきれいにしてくれる働きがあるため、快適な睡眠をとれる癒し空間としておすすめです。
また、畳みに直接座ったり、寝転がったりとライフスタイルに合わせた活用方法を柔軟に選ぶことができます。

防音効果・調湿効果・断熱性

畳はクッション性が高くフローリングなどに比べて音が響きにくい素材で、音を吸収する働きがあります。
柔らかく転んだ際にケガをしにくいため、子どもやお年寄りがいらっしゃるご家庭でも安心できるお部屋となるでしょう。
また和室は、い草、珪藻土、漆喰など自然素材を多く利用しており、調湿効果が期待できるため一年中快適な湿度を保つことができます。
断熱性にも優れているため、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができる空間になります。

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多目的な用途で利用できる

和室は家族構成やライフスタイルによって幅広い使い方で利用できます。
来客用のゲストルームや、小さなお子様がいる場合は子ども部屋やお昼寝場所、遊びスペースにもなります。
また畳がやわらかいため、寝室として利用したり、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりといった家事をする際に利用する作業スペースとしても便利なお部屋です。

ラグジュアリーな和寝室

和室のデメリット

定期的なメンテナンスが必要

和室の魅力である畳、襖、障子、土壁などはいずれも傷みやすく、こまめなお手入れが必要になります。
特に畳は水に弱く、食べ物や飲み物をこぼしてしまったときにフローリングのようにサッと拭くことができず、繊維の隙間に汚れが溜まりやすいため、放置しておくとカビやダニの温床となってしまいます。

畳は正しく使用しても10年ほどで張替えが必要なため、その分時間や費用もかかってしまいます。
換気や掃除などをこまめに行い、数年ごとにメンテナンスを行う必要があります。

家具を置きづらい

畳の上に重たい家具を置くことは、畳の寿命を縮める原因の1つとなります。
畳の同じ箇所に負担をかけ続けると負担がかかった部分が傷むため、机やタンスなど、重たい家具を置く場合は工夫が必要になり、家具の移動時にも畳に傷がつくことがあるため注意しましょう。
また、柱が出ている場合、家具の大きさや配置がある程度限られてしまいます。

収納が使いづらい

和室の収納である押し入れは奥行きが深く高さもあるため、デッドスペースが生まれやすくなります。
上下で2つの収納に分かれているため、家電製品などの背の高いものを収納することに不向きで、布団の出し入れもしづらいため、高齢になってくると床生活がメインとなる畳を暮らしにくいと感じてしまうケースもあるようです。
収納グッズなどを上手に活用して、収納する必要があります。

今風な和室

自分に合う和室選びのポイントは?

和室にはメリットだけでなく、デメリットも多くありますが、間取りやデザイン、広さなどによって使い勝手や印象が大きく変わります。
工夫をすることでデメリットの対策が可能となりますので、ご自分に合う和室選びをする際のポイントを押さえておきましょう。

間取りや広さにあった和室の形を選ぶ

和室として1部屋を作ると他のお部屋が狭くなったり圧迫感が出てしまったりすることがあります。
そのため、リビングの一角に小上がりの和室を設置したり、リビングなどの他のお部屋と繋がる場所に設置したりといった工夫をすると良いでしょう。
リビング近くにあれば、子どもの遊び場やお昼寝の場所として最適で、小上がりの和室はちょっとした腰かけスペースとして利用したり、段差を利用した収納も活用することができます。

畳を部屋のテイストに一致させる

お家のテイストと和室のデザインが合っていないと浮いた印象になってしまうといったことが起こる可能性があります。
最近の畳にはさまざまなデザインがあり、畳の種類によってお部屋の印象は大きく変わるため、ご自分のお家のテイストに合った畳を選ぶことで和室のデザインを決めましょう。
色や大きさ、形なども豊富にあるため、お部屋の一部分だけを畳にするなど、オリジナリティを演出することもできます。

置き畳・琉球畳を利用する

置き畳や琉球畳は、置きたいスペースにだけ置くことができる畳です。
和室が欲しいけど利用できるスペースがないといった状況でも、リビングやお部屋などの好きな部分に和室スペースを作ることができます。
置き畳は厚さも薄いため、使わないときは片付けるといった使い方も可能で、干すこともできるため、メンテナンスも楽になります。

畳風の敷物

まとめ

和室のない間取りが増えている一方で、和室を上手く取り入れた和モダンなデザインは人気が高いお部屋です。
和室はリラックス効果や調湿効果など暮らしを快適にする機能やライフスタイル・アイデア次第でさまざまな使い道があり、他にはない癒し空間となります。
デリケートな自然素材が多く用いられているためメンテナンスは必要となりますが、洋室にはない良さがあるでしょう。
メリット・デメリットを十分理解したうえで、和室が必要かどうかを検討してみてはいかがでしょうか?


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2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は67%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%