シューズクロークの失敗例とは?失敗しないために考えておきたいこと

「玄関にモノをたくさん置きたいのでシューズクロークを作ろうかな」
このように考えていらっしゃる方は大勢いらっしゃいます。
ただ、よく考えて作らなければ後悔してしまう恐れがあります。
そこで今回は、シューズクロークで失敗しないために考えておきたいことをご紹介します。

 

シューズクロークで失敗しがちなこと

シューズクロークを作る上で知っておきたい失敗例がいくつかあります。

シューズクローク2

玄関が狭くなる

1つ目は玄関が狭くなってしまうということです。
玄関があまり広くない場合、シューズクロークを作ると圧迫感を感じてしまうということがあります。
また玄関の広さを考慮するあまりシューズクローク自体を小さくしてしまい、狭く感じてしまう場合もあります。

そのため、家全体の広さのバランスをよく考えてシューズクロークを作るかどうか、またどのくらいの広さにするかを考えることが大切になります。

 

玄関に窓を付けにくくなる

2つ目は玄関に窓を付けにくくなるということです。
窓を付けたい位置にシューズクロークを設置するということも少なくありません。
ウォークインタイプのシューズクロークは中が暗くなりやすいため、玄関からの光が入りづらい場合シューズクローク内に窓を設置するなどの工夫が必要になります。
また窓を設置できず玄関自体が暗くなってしまうこともあるため、十分な光の量が入るのか確認が必要です。

 

湿気や臭いがこもりやすくなる

3つ目は換気が悪いと湿気や臭いがこもってしまうことです。
換気扇を設置するなど対策をしておかないと、湿気や臭いがこもりカビや異臭の原因になってしまいます。
靴を詰め込みすぎない、オープンタイプのものにする、空気の通り道を作るなど空気がこもらない様にする工夫をすることが大切です。

 

4つ目は扉による後悔です。
シューズクロークにはさまざまなデザインのものがありますが、扉をつけなかったため来客時に中が丸見えになってしまうといったことが起こります。
また、開き戸を付けたためにスペースが必要で、玄関にある靴などに扉がぶつかり使いづらいといったお声も聞きます。
玄関の広さに応じて、引き戸にしたり暖簾やロールスクリーン使ったりなど工夫することが大切です。

 

コンセントをつけとけばよかった

5つ目はコンセントによる失敗です。
シューズクロークに広さがある場合、靴以外にも衣類や家電製品などを置いたりすることがあります。
掃除機をかけたり、センサー式のライトを設置したり、サブの冷凍庫を置くなんてご家庭も増えており、コンセントを設置しておけばよかったと後悔しないために、後々の事を考えてコンセントを設置しておくと便利になります。

 

以上がよくある失敗例になります。

 

失敗しないために考えておきたいこと

ここからは、失敗しないために考えておきたいことをご紹介します。

「ウォークイン型」にするか「ウォークスルー型」するか

シューズクローク1つ目は「ウォークイン型」にするか「ウォークスルー型」にするかです。
ウォークイン型は、出入り口が1つで収納力が高いことが特徴です。

行き止まりの動線になるため、複数の人が同時に使用する場面にはあまり適していません。
それに比べてウォークスルー型は、入口と出口がわかれており、通り抜けが可能となっています。
ウォークイン型に比べて動線の良い間取りになりますが、収納量はやや少なめとなります。
ご家族のライフスタイルや用途に合わせて、どちらが良いのかを考えましょう。

 

扉を設置するかどうか

2つ目は扉を設置するかどうかです。
扉があれば中に何が収納されているかが見えなくなるため、見せたくない人は扉を付けた方が良いでしょう。
しかし、シューズクロークがそれほど広くない場合、扉を付けてしまうと圧迫感や荷物で手が埋まっていて扉の開け閉めができないなどの使いづらさを感じる恐れがあります。
ご家族の使い方や玄関のスペースをよく考えて決めましょう。
扉を付ける場合は、引き戸にすることをおすすめします。

 

まとめ

今回は、シューズクロークで失敗しないために考えておきたいことをご紹介しました。
シューズクロークを作る際は、どのように使うのかを具体的にイメージしておくことが重要です。
シューズクロークは外で使うものをまとめて収納でき、玄関がスッキリするのでとても便利です。
失敗例を参考に、使いやすいシューズクロークを作って頂ければと思います。

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2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築67%・既存0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は新築75%・既存0%
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