新築住宅を建てる際、採光や通風と同じように、照明器具の種類や配置を考えることも大切です。
そこで今回は新築住宅の照明計画についてご紹介します。
照明の種類について
照明計画についてご紹介する前に、まずは照明の種類についてご紹介します。
1つ目はシーリングライトです。
シーリングライトは最も一般的なライトです。
1台でお部屋全体を照らすことができるため、メイン照明として使用されます。
2つ目はスポットライトです。
スポットライトは、一部を集中して照らすことができるため、空間の一部を強調したい時には最適なライトです。
首振りが可能なものや、ライティングレール上で位置を移動することが可能なものもあるため、比較的自由にレイアウトすることができます。
3つ目はダウンライトです。
ダウンライトは天井に埋め込んで設置するタイプのライトとしてよく使用されている照明です。
照射範囲が異なるタイプのものもあるため、それぞれのお部屋にあった演出をすることができます。
また、目への負担を和らげるために、反射板に工夫がされていたり、電球の高さを深くしたりしている製品もあります。
4つ目はペンダントライトです。
ペンダントライトは壁掛けのタイプや吊るすタイプのものなど種類も豊富で、またおしゃれなデザインのものが多いのも特徴です。
設置場所としてはキッチンやダイニングとの相性はとても良いですし、また設置の方法もライティングレールと組み合わせて設置できるものも増えていますので、色々な場所で活用できる照明です。
以上が主な照明の種類になります。
部屋ごとの照明計画の立て方について
それでは、どのように照明の計画を立てていったらよいのか、部屋ごとのポイントをご紹介します。
リビング
リビングは家族が集まる空間ですので、部屋全体が明るい方がよいでしょう。
そのため、まずはシーリングライトで全体の明るさを確保し、それで足りない部分にはペンダントライトやダウンライトを設置して、明るさを補えるように計画を立てましょう。
リビングは家族がリラックスする場所でもあります。 明るさを調整できる機能が付いた照明を設置することをおすすめします。
子ども部屋
子ども部屋もリビングと同様に十分な明るさを確保することをおすすめします。
照明が暗すぎると、子どもの視力が低下するリスクがあるだけでなく、気分が沈みやすくなってしまう可能性も出てきます。
子どもの健やかな成長を促すためにも、デザインよりも機能を重視した照明を選びましょう。
寝室
寝室は落ち着いた感じにする方がよいでしょう。
そのため、明るすぎない温かみのある色の照明をおすすめします。
また、常夜灯として補助照明を使うのも良いですね。
まとめ
今回は照明の種類と部屋ごとの照明の選び方についてご紹介しました。
家族構成やライフスタイルによっても、照明計画は変わってきます。
設置する空間を家族でどのように使うのかをしっかりとイメージし、雰囲気や使い安さを意識して、照明計画を行いましょう。
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