今後の太陽光発電はどうなるのか

脱炭素社会の実現へ向けて

住宅の省エネについて検討してきた専門家会議で、2030年までに6割の新築戸建住宅で太陽光設備の導入を目指すとした提言案を取りまとめました。
太陽光設備は大手住宅メーカーの新築戸建てで5割近く設置されていますが、中小工務店の新築戸建てでは1割未満に留まっており、全体でも2割未満と少ないのが現状です。
国全体のエネルギーをどのような発電方法で賄うかを示す電源構成について、再生可能エネルギーの占める割合を2019年度の18%から2030年度にはおよそ2倍の36~38%に引き上げるとしているため、今後太陽光設備の導入は増えていくと考えられます。

住宅用太陽光発電の導入数は2012年をピークに減少しておりましたが、2018年から増加へと転じております。
これは2012年から売電価格が減少していることと連動しておりますが、2018年度よりZEH等の省エネ住宅を国が後押しし始めたことが増加に転じた要因と思われます。
ZEH(ゼッチ)とは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で、高断熱や省エネの性能を高めるだけでなく、
太陽光発電などでエネルギーを創り出すことによって、エネルギー収支をプラスマイナス「ゼロ」、または消費エネルギー量よりも自宅で創るエネルギー量が多い状態にする住宅を指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では今、ご家庭で住宅用太陽光発電を導入するメリット・デメリットはどんなものがあるのかをご紹介していきたいと思います。

 

太陽光発電を設置するメリット

電気代が削減できる

自宅で消費する電力を太陽光発電で賄えるため、電気代を削減することが出来ます。
また、現在課せられている再エネ賦課金は、電気使用量に応じて課金されるためその削減にも繋がります。
さらに余剰電力を電力会社に売って収入を得ることが出来るため、実質的な電気代削減になります。

災害への備えとして有効

2018年北海道大停電時に、太陽光発電を設置していた方の約9割が電気を使えたとの結果が出ております。
災害時の備えとしても有効であることの証明になりました。

環境にやさしい

住宅用太陽光発電に関して言えば、新たな用地を用意する必要がなく温室効果ガスを排出することもないため、環境にはやさしいと言えます。
大規模な産業用太陽光発電の森林伐採や、太陽光パネルに含まれる有害物質等改善すべき課題は存在しておりますが、今後改善されていくのではないでしょうか。

 

太陽光発電を設置するデメリット

コストが高い

年々減少傾向にありますが、初期設置コストがかかります。
調達価格等算定委員会によると2021年の平均設置価格は27.5万円/kWとなっています。
また、4年に1度定期点検することが推奨されていることや家庭内で発電した電気を使用できるようにするための機器パワーコンディショナーの交換修理にもコストがかかります。

発電量が一定ではない

太陽光発電の発電量は日射量によって決まりますので、天候が悪いときには発電量が落ちてしまいます。
一年のうち最も発電量が多いのは4、5月で、逆に最も少ないのは12月と言われております。
また夜間は発電出来ないため、夜間に発電した電気を使いたい場合には蓄電池を導入する必要があります。

様々なリスクがある

住宅用太陽光発電は屋根に穴を開けて太陽光パネルを設置することが多いため、雨漏りなど施工不良のリスクがあります。
また設置後、太陽光発電パネルから反射する光が原因で、近隣トラブルに発展した事例が起きています。
どちらも施工業者がしっかりと確認すれば問題ないのですが、そういったリスクがあることは覚えておいた方が良いでしょう。

 

まとめ

近い将来において、新築戸建住宅で太陽光発電設備の設置義務化の可能性も高まっております。
現時点ではメリットだけではなくデメリットも存在しますが、いずれのデメリットもそれぞれの住宅状況によっても異なりますが、適切な対応によってある程度避けることが可能です。
売電価格が下がっているとは言え買電価格は上昇を続けているため、自己消費するメリットは大きいと思います。
大栄建設はZEHの普及に努めております。ご相談頂ければお客様の悩みをしっかり解決し、理想の暮らしを実現いたします。

 

ZEHビルダー

大栄建設は ZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

大栄建設の ZEH普及実績と今後の目標

2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は80%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は70%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2019年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は60%

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