ウッドショックの動向から見る住宅価格

ウッドショックの動向から見る住宅価格アメリカで2020年夏ごろからささやかれていた「ウッドショック」。
2021年4月頃から日本の建築業界の中でも騒がれ始めています。
ウッドショックとは、木材の価格が高騰することにより住宅用の木材が不足する事を指し、オイルショックにちなんでつけられた名称です。
ウッドショックの背景には、住宅ローン金利の低下やテレワークが定着したことで、米国や中国で郊外の住宅着工が増えたことに加え、木材を運ぶコンテナ船の需給逼迫で輸出入が難しくなったことが原因だと言われています。

 

日本への影響

日本は住宅に使う木材の6割強を輸入木材に頼り、輸入木材の高騰は住宅価格に影響を与えます。
2019年度の日本国内の木材自給率は37.8%で、9年連続で増加はしていますが増産することは難しい状況です。
しかも輸入木材の価格高騰が、国産木材の価格上昇に波及する事態も起こっています。

しかしそのウッドショックですが、木材先物価格が5月7日に一時1,670ドルという過去最高値をつけましたが、1ヶ月くらいで価格が半減しさらに7月19日に518ドルまで下落しました。
ウッドショックが起こる前は、300~400ドル台だったことから、事態の沈静化に向かいそうな動きが出てきています。
あくまでも木材先物価格ですが、経済的な先行指標になると見られ、
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「経済再開に伴う供給のボトルネックが解消され刺激策が縮小されるにつれて物価圧力が和らぐ証拠」として、材木相場の値下がりに言及していました。
今後は徐々に実際の木材価格の下落に影響を与えていくと見られています。

 

まとめウッドショックの動向から見る住宅価格2

木造の注文住宅購入を考えている方の中には、「ウッドショック」に関する情報を追っている方も多いかと思います。
現状では木材の高騰を過度に心配する必要はなく、また木造の注文住宅を諦める必要はありません。
注文住宅は自由度が高いというメリットがあり、設計プランの微調整が可能です。
大栄建設にご相談頂ければ、最新の情報を共有しながら着実に計画を進めていき、理想的な暮らしを実現いたします。

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2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%