こんにちは。経理の戸屋です。少しご無沙汰してしまいました・・・
さて、7月1日に路線価が発表されました。
今年も日本一路線価が高かったのは、銀座の鳩居堂前で、1平方メートル当たり2696万円でした。家が一軒買える金額ですね
さすが日本一です
ところで、タイトルの『一物四価』ですが、耳にしたことがある方も多いと思います。
『土地という一つの物』に対して『四つの価格』があるという意味です。
その四つとは・・・
① 時価 → その時々に市場で成立している価格。
② 公示価格 → 国土交通省が公示する「標準地」の価格。公共用地取得価格の算定基準になります。
③ 路線価(相続税評価額) → 国税庁が標準地として選んだ全国約40万地点の道路の値段を、公示価格や実際の売買価格等を参考にして決定する価格。②の公示価格の概ね8割。
④ 固定資産税評価額 → 市町村が土地や家屋について「固定資産課税台帳」に登録している価格のこと。3年に一度評価替えがあります。②の公示価格の概ね7割。
国や地方自治体、売り主や買い主がそれぞれ違った視点や基準から地価を評価したために、このような状態になっているようです。
持ち家の方で一番お付き合いが長くなる価格は、④の「固定資産税評価額」でしょうか??
毎年送付されてくる固定資産税の納付書を見返してみると、評価額が記載されていますので、たまには納付金額だけではなく、評価額も確認してみるのもいいかもしれませんね